Blue JaysからBrent Morelをクレーム。
4月に27歳になるMorelは優れたハンドアイコーディネーションと守備力の持ち主として、2011年のBaseball America Top 100で85位にランクインしていた。しかしながら、メジャー4年間でのスラッシュラインは.229/.276/.333(669 PA)と結果を残せていない。
White Soxは昨年Morelをショートのバックアップとして、Blue Jaysはセカンドとして考えていたことからディフェンス面やユーティリティー性の評価はあるのだろう。
Morelの良し悪しはともかく、サードのデプスを欠くPiratesではそこを埋めるための動き。現状Pedro Alvarez以外にまともにサードを守れるのはJosh Harrisonのみ。Gaby Sanchezは今年もサードの守備練習に取り組んでいる。
Morelが40-man rosterに入るため、Chase d'ArnaudがDFAを喰らった。
2008年のドラフト4巡目。同期のJordy Mercerより1年早い2011年にメジャーデビュー。しかし、小指骨折や脳震盪もあり打席でのパフォーマンスは低下。昨年は開幕前に親指靱帯を損傷、6月には手首と股関節を痛めるなど厳しいシーズンを送っていた。
最大の武器であるスピードは健在。
弟Travisと同じフィールドに立つチャンスはあるだろうか。
2014/02/25
2014/02/23
2014/02/19
Liriano Named Starter for the Opening Day
Clint HurdleはFrancisco Lirianoを開幕投手に指名。対戦相手は2年連続でChicago Cubs。
中4日か中5日で週末のCardinalsとのシリーズでLirianoを起用できるスケジュールとなった。
ローテーションの順番はWandy Rodriguezの状態次第だろう。Gerrit ColeのシーズンデビューをCards戦に当ててくることも考えられる。
過去5年の開幕投手は以下の面々。
2013: A.J. Burnett
2012: Erik Bedard
2011: Kevin Correia
2010: Zach Duke
2009: Paul Maholm
中4日か中5日で週末のCardinalsとのシリーズでLirianoを起用できるスケジュールとなった。
ローテーションの順番はWandy Rodriguezの状態次第だろう。Gerrit ColeのシーズンデビューをCards戦に当ててくることも考えられる。
過去5年の開幕投手は以下の面々。
2013: A.J. Burnett
2012: Erik Bedard
2011: Kevin Correia
2010: Zach Duke
2009: Paul Maholm
2014/02/14
Bucs Sign Yao-Hsun Yang
福岡ソフトバンクホークスからFAとなっていた陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)と正式にマイナー契約。
先週台湾メディアが伝えていた通り、non-roster inviteeとしてメジャーキャンプに参加する。
2006年からホークスでプレーした陽は一軍通算5年で38試合に投げ90.2IP、87SO、47BB。2013年はキャンプ前に契約で揉めるも、オフのメジャーリーグ挑戦が認められる形で残留。しかし、左肩痛と右太もも肉離れに苦しみ7月終わりにはシーズンアウト。一軍での登板は無く、二軍でも僅か9試合の出場に終わっていた。
先月台湾で行ったトライアウトでは91-93MPHを計時。Piratesの他にPhillies、Rangers、Reds、そしてMarinersが陽を視察に来ていたらしい。NPB Trackerのヴェロシティチャートによると、2012年は速球の平均球速が90MPH、アウトピッチのスライダーは83.8MPH。
同じくPiratesと契約したDaniel Schlerethがもう一人増えたという印象。制球難や故障歴からして一年を通して先発でやれることは考えにくく、戦力としても中継ぎ向き。左投手なのでバリューはあるが、基本的にはTriple-AかDouble-Aで開幕を迎える見込み。
先週台湾メディアが伝えていた通り、non-roster inviteeとしてメジャーキャンプに参加する。
2006年からホークスでプレーした陽は一軍通算5年で38試合に投げ90.2IP、87SO、47BB。2013年はキャンプ前に契約で揉めるも、オフのメジャーリーグ挑戦が認められる形で残留。しかし、左肩痛と右太もも肉離れに苦しみ7月終わりにはシーズンアウト。一軍での登板は無く、二軍でも僅か9試合の出場に終わっていた。
先月台湾で行ったトライアウトでは91-93MPHを計時。Piratesの他にPhillies、Rangers、Reds、そしてMarinersが陽を視察に来ていたらしい。NPB Trackerのヴェロシティチャートによると、2012年は速球の平均球速が90MPH、アウトピッチのスライダーは83.8MPH。
同じくPiratesと契約したDaniel Schlerethがもう一人増えたという印象。制球難や故障歴からして一年を通して先発でやれることは考えにくく、戦力としても中継ぎ向き。左投手なのでバリューはあるが、基本的にはTriple-AかDouble-Aで開幕を迎える見込み。
ラベル:
Transactions
AJ Is a Phillie
ようやく今オフの大きなトピックのひとつに結論が出た。
フリーエージェントのA.J. BurnettがPhilliesと1 year, $16Mの条件で契約合意。
一時はPhils入りの可能性は無いとされるも、その3日後にまだ交渉は終わっていないとMLB.comのTodd Zoleckiがレポート。Piratesと再契約の可能性も残されていたが、そのまま同リーグ、同州のライバルチームへの移籍が決まった。
ピッツバーグと比べてフィラデルフィアはBurnettの自宅があるメリーランドの近くに位置し、Burnettは決断の理由を”family-based”としている。
PiratesはBurnettにクオリファイングオファーを提示していなかったのでドラフトピックの保証は無し。GMのNeal HuntingtonはQOが受けいれられた場合のリスクに言及。ウインターミーティングでは「ひとりの選手にペイロールの18%(Piratesの場合約$14M)を費やせない」と語っていた。
Piratesサイドが出した最高額は$12M。今オフはJosh JohnsonやJames Loney獲得のために資金を管理していたとことを考えると、このオファーはQO期限後か最近になってからのものだろうか。
現時点でローテーションのうち3枚は昨シーズン途中からメジャーに合流したFrancisco Liriano、Gerrit Cole、Charlie Mortonで確定。今オフに$5Mで契約したEdinson Volquezをリリーバーで使うことは考えにくい。残る1枠はWandy Rodriguezの健康状態に左右される形になるだろう。
フリーエージェントのA.J. BurnettがPhilliesと1 year, $16Mの条件で契約合意。
一時はPhils入りの可能性は無いとされるも、その3日後にまだ交渉は終わっていないとMLB.comのTodd Zoleckiがレポート。Piratesと再契約の可能性も残されていたが、そのまま同リーグ、同州のライバルチームへの移籍が決まった。
ピッツバーグと比べてフィラデルフィアはBurnettの自宅があるメリーランドの近くに位置し、Burnettは決断の理由を”family-based”としている。
PiratesはBurnettにクオリファイングオファーを提示していなかったのでドラフトピックの保証は無し。GMのNeal HuntingtonはQOが受けいれられた場合のリスクに言及。ウインターミーティングでは「ひとりの選手にペイロールの18%(Piratesの場合約$14M)を費やせない」と語っていた。
Piratesサイドが出した最高額は$12M。今オフはJosh JohnsonやJames Loney獲得のために資金を管理していたとことを考えると、このオファーはQO期限後か最近になってからのものだろうか。
現時点でローテーションのうち3枚は昨シーズン途中からメジャーに合流したFrancisco Liriano、Gerrit Cole、Charlie Mortonで確定。今オフに$5Mで契約したEdinson Volquezをリリーバーで使うことは考えにくい。残る1枠はWandy Rodriguezの健康状態に左右される形になるだろう。
2014/02/12
Pirates Non-Roster Invitees 2014
Pitchers
Jake Brigham, RHP (ジェイク・ブリガム)
low-90sの速球と80MPHのスライダーが武器。ブルペンに専念すればTriple-Aで結果がついてくるかもしれない。
Cody Eppley, RHP (コーディ・エプリー)
変則フォームのゴロ系。
Jay Jackson, RHP (ジェイ・ジャクソン)
ファストボール/カーブで三振を奪う。PCLから離れることではプラスか。
Josh Kinney, RHP (ジョシュ・キニー)
34歳のベテランシンカ―ボーラー。
Kyle McPherson, RHP (カイル・マクファーソン)
リストには入っているが、Tommy John手術からリハビリ中のため投げることはできない。
Daniel Schlereth, LHP (ダニエル・シュレイアース)
昨シーズン、ケガをする前まではとても調子が良かったようだ。
Jameson Taillon, RHP (ジェムソン・タイヨーン)
組織中トップのピッチングプロスペクトは今年も招待選手として春を迎える。
Gerrit Coleは昨年春3試合、10.0IP+紅白戦1試合を投げたところでマイナーキャンプへ送られており、Taillonのメジャーキャンプ滞在期間はこれが目安になりそう。
Zack Thornton, RHP (ザック・ソーントン)
独特のインステップからのスライダーで三振を奪う。Triple-Aスタートで複数ケガ人が出ればチャンスはあるか。
Yao-Hsun Yang, LHP (陽耀勲、ヤン・ヤオシュン)
6年日本でプレーしたヤンが念願のアメリカ球界入り。故障明け、制球難の左腕という点ではSchlerethと同じ。
Adam Wilk, LHP (アダム・ウィルク)
2011-2012年の2年間はTriple-Aで2.96ERA。Indianapolisでは先発5番手、またはロングマンを任されるだろうか。
Catchers
Nevin Ashley, C (ネヴィン・アシュリー)
過去2年はTriple-Aで過ごしたが、枠の関係で今シーズンはDouble-Aか。
Carlos Paulino, C (カルロス・パウリーノ)
アスレティック。肩だけなら傘下の捕手でベスト。2年前の春には1.71、1.61のpop timeを記録した。
Omir Santos, C (オミール・サントス)
Triple-Aでバックアップ捕手を務めるだろう。
Infielders
Roberto Andino, SS (ロベルト・アンディーノ)
昨年8月に移籍後は.302/.330/.385。Triple-AでChase d'Arnaudとショートの座を争う。
Matt Hague, 1B/3B (マット・ヘイグ)
昨シーズンは左投手相手に.320/.441/.424。
McGuinessとIshikawaの存在によりプラトーン起用や3Bでの出場が増えるかも。
Travis Ishikawa, 1B (トラヴィス・イシカワ)
全否定はできないが、さすがにこのレベルのプレイヤーが入るようなチームであってはならない。
Michael Martinez, 2B/UT (マイケル・マルティネス)
Triple-Aのユーティリティー要員。
Outfielder
Chris Dickerson, RF (クリス・ディッカーソン)
4th OF争いのダークホース。さすがに開幕時点でTravis SniderがDFAを喰らうことは考えにくく、Triple-Aスタートが現実的か。
Jake Brigham, RHP (ジェイク・ブリガム)
low-90sの速球と80MPHのスライダーが武器。ブルペンに専念すればTriple-Aで結果がついてくるかもしれない。
Cody Eppley, RHP (コーディ・エプリー)
変則フォームのゴロ系。
Jay Jackson, RHP (ジェイ・ジャクソン)
ファストボール/カーブで三振を奪う。PCLから離れることではプラスか。
Josh Kinney, RHP (ジョシュ・キニー)
34歳のベテランシンカ―ボーラー。
Kyle McPherson, RHP (カイル・マクファーソン)
リストには入っているが、Tommy John手術からリハビリ中のため投げることはできない。
Daniel Schlereth, LHP (ダニエル・シュレイアース)
昨シーズン、ケガをする前まではとても調子が良かったようだ。
Jameson Taillon, RHP (ジェムソン・タイヨーン)
組織中トップのピッチングプロスペクトは今年も招待選手として春を迎える。
Gerrit Coleは昨年春3試合、10.0IP+紅白戦1試合を投げたところでマイナーキャンプへ送られており、Taillonのメジャーキャンプ滞在期間はこれが目安になりそう。
Zack Thornton, RHP (ザック・ソーントン)
独特のインステップからのスライダーで三振を奪う。Triple-Aスタートで複数ケガ人が出ればチャンスはあるか。
Yao-Hsun Yang, LHP (陽耀勲、ヤン・ヤオシュン)
6年日本でプレーしたヤンが念願のアメリカ球界入り。故障明け、制球難の左腕という点ではSchlerethと同じ。
Adam Wilk, LHP (アダム・ウィルク)
2011-2012年の2年間はTriple-Aで2.96ERA。Indianapolisでは先発5番手、またはロングマンを任されるだろうか。
Catchers
Nevin Ashley, C (ネヴィン・アシュリー)
過去2年はTriple-Aで過ごしたが、枠の関係で今シーズンはDouble-Aか。
Carlos Paulino, C (カルロス・パウリーノ)
アスレティック。肩だけなら傘下の捕手でベスト。2年前の春には1.71、1.61のpop timeを記録した。
*投手はZack Thornton
Omir Santos, C (オミール・サントス)
Triple-Aでバックアップ捕手を務めるだろう。
Infielders
Roberto Andino, SS (ロベルト・アンディーノ)
昨年8月に移籍後は.302/.330/.385。Triple-AでChase d'Arnaudとショートの座を争う。
Matt Hague, 1B/3B (マット・ヘイグ)
昨シーズンは左投手相手に.320/.441/.424。
McGuinessとIshikawaの存在によりプラトーン起用や3Bでの出場が増えるかも。
Travis Ishikawa, 1B (トラヴィス・イシカワ)
全否定はできないが、さすがにこのレベルのプレイヤーが入るようなチームであってはならない。
Michael Martinez, 2B/UT (マイケル・マルティネス)
Triple-Aのユーティリティー要員。
Outfielder
Chris Dickerson, RF (クリス・ディッカーソン)
4th OF争いのダークホース。さすがに開幕時点でTravis SniderがDFAを喰らうことは考えにくく、Triple-Aスタートが現実的か。
2014/02/09
2/8: News and Notes
AJ Watch
去就が注目されているA.J. Burnettだが、移籍先に挙げられていたOriolesとPhilliesと契約することはなさそうだ。個人的にBurnettが他チームを選ぶと思ったことは一瞬たりともないが、結果的にNationalsあたりに移籍しても驚きはない。
・James McDonald (2010-2013) - Cubs
エース格からDFA、とここ2年はジェットコースターのようなシーズンを送った。
同地区移籍となるが、個人的に復活してほしいプレイヤーのひとり。
・Kyle Farnsworth (2013) - Mets
ポジションは違うが、Pirates移籍後のfWAR(0.1)はJustin Morneau(-0.1)より高かった。
・Evan Meek (2008-2012) - Orioles
95MPHの動く速球を武器に2010年にブレイク。しかし、肩を痛めてからはコントロール、ボールの質が低下。
2013年はRangers傘下のTriple-Aで先発としても使われた。
・Paul Maholm (2005-2011) - Dodgers
なんと1年/$1.5Mとバーゲン価格で契約。タイミングの違いもあるのだろうが、今オフにJason Vargasが4年/$32Mの契約を取ったことを考えると不思議な話だ。Bucs DugoutはBronson ArroyoとMaholmのxFIPとWARを例に比較している。
・Matt Diaz (2011) - retired
・Bronson Arroyo (2000-2002) - Diamondbacks
How Much Did Pirates Spent on Int. FA Last Year?
Baseball Americaが2013年のインターナショナルボーナスを発表。
Piratesは$2.58Mと推定され、これは30チーム中20番目に低い額。契約したのは14人の南米出身選手。判明している中での最高額はAdrian Valerioの$400K。
以下、マイナートランザクションとインターナショナルマーケットでの動きをいくつか。
・Quncy is Back
Quincy Latimore(OF, video)がマイナー契約でPiratesの組織に復帰。
2007年のドラフト4巡目指名。2012年オフにJeanmar GomezとのトレードでIndiansに移籍するも、7月にリリース。その後は独立リーグでプレーしていた。
アスリート型で10HR-10SBを記録する能力はあるが、突出したツールは無い。また、外野手ながら通算守備率が.958%、打つ方では2012年まで4年連続100SO越えと粗い。
・DON OMIR!!
プロ14年目を迎えるベテランOmir Santos(C, video)とマイナー契約。昨シーズンはIndians傘下で61試合に出場し、.248/.285/.354、3HR、盗塁阻止率は21%だった。メジャーキャンプに参加するが、シーズンはTriple-AでTony Sanchezのバックアップを務めることになるだろう。
・Another Player from Taiwan?
先週Jen-Lei Liao (廖任磊)とサインしたばかりのPiratesだが、どうやらまた新たに台湾人選手(日本野球経験者)を連れてくるようだ。
元福岡ソフトバンクホークスのYao-Hsun Yang(陽耀勲)がPiratesと契約する可能性が高い、と聯合報が報じた。
先月台湾で行ったトライアウトでは91-93MPHを計時。Pirates、Phillies、Rangers、Reds、Marinersなどが視察したと伝えられている。記事によると、Piratesは最も積極的なチームであり、non-roster inviteeの条件付きでマイナー契約が与えられるだろう、とのこと。
正式契約はおそらく来週中に発表される。ちなみにエージェンシーはボラス・コーポレーション。
・Players from the South American Continent
南米市場にも動向を追うべき存在がいる。
まずは15歳のメキシコ人ピッチャーAlonso GarciaがPiratesのアカデミーでテストを受けたというニュース。
既に85MPHのファストボールを投げ、Escopeta(ショットガン)という異名を持つGarciaに対してPiratesは強い興味を持っており、過去にもトライアウトに招いたことがあるらしい。今年のInternational FA解禁までに16歳の誕生日(5月30日)を迎えることもあり、覚えておきたい名前。
そして日本でも有名なキューバのYulieski Gourriel。
南米スカウト部長のRene Gayoが先週カリビアンシリーズでGourrielを視察したらしい。
大きなニュースではないし、そもそもまだGourrielが国外でプレーできると決まってもいない。しかし、PiratesがJose Abreu争奪戦にいたチームのひとつということもあり、興味深い話ではある。
去就が注目されているA.J. Burnettだが、移籍先に挙げられていたOriolesとPhilliesと契約することはなさそうだ。個人的にBurnettが他チームを選ぶと思ったことは一瞬たりともないが、結果的にNationalsあたりに移籍しても驚きはない。
Where will I live this summer!? 😕💭👍👎❔❔❔ http://t.co/4oFwmAk9sA
— karen burnett (@_karenburnett_) February 7, 2014
Ex-Buccos' Destinations・James McDonald (2010-2013) - Cubs
エース格からDFA、とここ2年はジェットコースターのようなシーズンを送った。
同地区移籍となるが、個人的に復活してほしいプレイヤーのひとり。
・Kyle Farnsworth (2013) - Mets
ポジションは違うが、Pirates移籍後のfWAR(0.1)はJustin Morneau(-0.1)より高かった。
・Evan Meek (2008-2012) - Orioles
95MPHの動く速球を武器に2010年にブレイク。しかし、肩を痛めてからはコントロール、ボールの質が低下。
2013年はRangers傘下のTriple-Aで先発としても使われた。
・Paul Maholm (2005-2011) - Dodgers
なんと1年/$1.5Mとバーゲン価格で契約。タイミングの違いもあるのだろうが、今オフにJason Vargasが4年/$32Mの契約を取ったことを考えると不思議な話だ。Bucs DugoutはBronson ArroyoとMaholmのxFIPとWARを例に比較している。
・Matt Diaz (2011) - retired
・Bronson Arroyo (2000-2002) - Diamondbacks
How Much Did Pirates Spent on Int. FA Last Year?
Baseball Americaが2013年のインターナショナルボーナスを発表。
Piratesは$2.58Mと推定され、これは30チーム中20番目に低い額。契約したのは14人の南米出身選手。判明している中での最高額はAdrian Valerioの$400K。
以下、マイナートランザクションとインターナショナルマーケットでの動きをいくつか。
・Quncy is Back
Quincy Latimore(OF, video)がマイナー契約でPiratesの組織に復帰。
2007年のドラフト4巡目指名。2012年オフにJeanmar GomezとのトレードでIndiansに移籍するも、7月にリリース。その後は独立リーグでプレーしていた。
アスリート型で10HR-10SBを記録する能力はあるが、突出したツールは無い。また、外野手ながら通算守備率が.958%、打つ方では2012年まで4年連続100SO越えと粗い。
・DON OMIR!!
プロ14年目を迎えるベテランOmir Santos(C, video)とマイナー契約。昨シーズンはIndians傘下で61試合に出場し、.248/.285/.354、3HR、盗塁阻止率は21%だった。メジャーキャンプに参加するが、シーズンはTriple-AでTony Sanchezのバックアップを務めることになるだろう。
・Another Player from Taiwan?
先週Jen-Lei Liao (廖任磊)とサインしたばかりのPiratesだが、どうやらまた新たに台湾人選手(日本野球経験者)を連れてくるようだ。
元福岡ソフトバンクホークスのYao-Hsun Yang(陽耀勲)がPiratesと契約する可能性が高い、と聯合報が報じた。
先月台湾で行ったトライアウトでは91-93MPHを計時。Pirates、Phillies、Rangers、Reds、Marinersなどが視察したと伝えられている。記事によると、Piratesは最も積極的なチームであり、non-roster inviteeの条件付きでマイナー契約が与えられるだろう、とのこと。
正式契約はおそらく来週中に発表される。ちなみにエージェンシーはボラス・コーポレーション。
・Players from the South American Continent
南米市場にも動向を追うべき存在がいる。
まずは15歳のメキシコ人ピッチャーAlonso GarciaがPiratesのアカデミーでテストを受けたというニュース。
既に85MPHのファストボールを投げ、Escopeta(ショットガン)という異名を持つGarciaに対してPiratesは強い興味を持っており、過去にもトライアウトに招いたことがあるらしい。今年のInternational FA解禁までに16歳の誕生日(5月30日)を迎えることもあり、覚えておきたい名前。
そして日本でも有名なキューバのYulieski Gourriel。
南米スカウト部長のRene Gayoが先週カリビアンシリーズでGourrielを視察したらしい。
大きなニュースではないし、そもそもまだGourrielが国外でプレーできると決まってもいない。しかし、PiratesがJose Abreu争奪戦にいたチームのひとつということもあり、興味深い話ではある。
2014/02/07
RALPH KINER: 1922-2014
Rest in Peace to Pirates great Ralph Kiner.
Year | Age | Tm | Lg | G | PA | AB | R | H | 2B | 3B | HR | RBI | SB | CS | BB | SO | BA | OBP | SLG | OPS | OPS+ | TB | Awards |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1946 | 23 | PIT | NL | 144 | 579 | 502 | 63 | 124 | 17 | 3 | 23 | 81 | 3 | 74 | 109 | .247 | .345 | .430 | .775 | 116 | 216 | MVP-30 | |
1947 | 24 | PIT | NL | 152 | 666 | 565 | 118 | 177 | 23 | 4 | 51 | 127 | 1 | 98 | 81 | .313 | .417 | .639 | 1.055 | 173 | 361 | MVP-6 | |
1948 | 25 | PIT | NL | 156 | 670 | 555 | 104 | 147 | 19 | 5 | 40 | 123 | 1 | 112 | 61 | .265 | .391 | .533 | .924 | 146 | 296 | AS,MVP-7 | |
1949 | 26 | PIT | NL | 152 | 667 | 549 | 116 | 170 | 19 | 5 | 54 | 127 | 6 | 117 | 61 | .310 | .432 | .658 | 1.089 | 186 | 361 | AS,MVP-4 | |
1950 | 27 | PIT | NL | 150 | 672 | 547 | 112 | 149 | 21 | 6 | 47 | 118 | 2 | 122 | 79 | .272 | .408 | .590 | .998 | 156 | 323 | AS,MVP-5 | |
1951 | 28 | PIT | NL | 151 | 670 | 531 | 124 | 164 | 31 | 6 | 42 | 109 | 2 | 1 | 137 | 57 | .309 | .452 | .627 | 1.079 | 185 | 333 | AS,MVP-10 |
1952 | 29 | PIT | NL | 149 | 633 | 516 | 90 | 126 | 17 | 2 | 37 | 87 | 3 | 0 | 110 | 77 | .244 | .384 | .500 | .884 | 141 | 258 | AS,MVP-23 |
1953 | 30 | TOT | NL | 158 | 666 | 562 | 100 | 157 | 20 | 3 | 35 | 116 | 2 | 1 | 100 | 88 | .279 | .391 | .512 | .903 | 132 | 288 | AS |
1953 | 30 | PIT | NL | 41 | 175 | 148 | 27 | 40 | 6 | 1 | 7 | 29 | 1 | 0 | 25 | 21 | .270 | .383 | .466 | .849 | 121 | 69 | |
1953 | 30 | CHC | NL | 117 | 491 | 414 | 73 | 117 | 14 | 2 | 28 | 87 | 1 | 1 | 75 | 67 | .283 | .394 | .529 | .923 | 136 | 219 | |
1954 | 31 | CHC | NL | 147 | 643 | 557 | 88 | 159 | 36 | 5 | 22 | 73 | 2 | 0 | 76 | 90 | .285 | .371 | .487 | .858 | 121 | 271 | |
1955 | 32 | CLE | AL | 113 | 390 | 321 | 56 | 78 | 13 | 0 | 18 | 54 | 0 | 0 | 65 | 46 | .243 | .367 | .452 | .818 | 116 | 145 | |
10 Yrs | 1472 | 6256 | 5205 | 971 | 1451 | 216 | 39 | 369 | 1015 | 22 | 2 | 1011 | 749 | .279 | .398 | .548 | .946 | 149 | 2852 |
2014/02/06
Latest on Singh
MLB.comのBarry M. BloomがRinku Singhに関するコラムを掲載。
5月に映画「ミリオンダラーアーム」公開予定とあって例年以上にスポットライトを浴びているSingh。
アメリカに渡って6年目を迎えるインド人レフティーは現在痛めた左腕のリハビリを続けている。
2012年にSingle-Aで39試合に投げ、3.00ERA、18BB、65SOと結果を残す。しかし、野球経験や投球フォームの未熟さなどが重なったこともあり、同年オフのABLで利き腕を痛めてしまった。
昨シーズンは復帰を3度断念し、アリゾナでトレーニングをしていたため公式戦のマウンドはゼロ。Bloomの記事によると、この春はキャンプ地ブレイデントンでリハビリを続け、4月のエクステンデッド・スプリングトレーニングで実戦復帰となる予定とのこと。
順調なら、3ヵ月後にAdvanced-Aに到達しているだろう。
映画公開予定の翌日、5月17日にはIndian heritage nightとしてMarauders(A+)がSinghのボブルヘッド人形を配布するプランもある。
LINK: CBS Newsによるビデオはとても分かりやすくSinghの経歴を編集しいるのでMust Watch。
5月に映画「ミリオンダラーアーム」公開予定とあって例年以上にスポットライトを浴びているSingh。
アメリカに渡って6年目を迎えるインド人レフティーは現在痛めた左腕のリハビリを続けている。
2012年にSingle-Aで39試合に投げ、3.00ERA、18BB、65SOと結果を残す。しかし、野球経験や投球フォームの未熟さなどが重なったこともあり、同年オフのABLで利き腕を痛めてしまった。
昨シーズンは復帰を3度断念し、アリゾナでトレーニングをしていたため公式戦のマウンドはゼロ。Bloomの記事によると、この春はキャンプ地ブレイデントンでリハビリを続け、4月のエクステンデッド・スプリングトレーニングで実戦復帰となる予定とのこと。
順調なら、3ヵ月後にAdvanced-Aに到達しているだろう。
映画公開予定の翌日、5月17日にはIndian heritage nightとしてMarauders(A+)がSinghのボブルヘッド人形を配布するプランもある。
LINK: CBS Newsによるビデオはとても分かりやすくSinghの経歴を編集しいるのでMust Watch。
2014 BP TOP 10
Baseball ProspectusがPiratesのTOP 10プロスペクツを発表。
PiratesのファームシステムはBPからメジャー全体3位の評価を受けている。
1. Jameson Taillon, RHP #19 BP101 must-read article
2. Gregory Polanco, OF #24 BP101
3. Tyler Glasnow, RHP #42 BP101
4. Reese McGuire, C #59 BP101
5. Josh Bell, OF #77 BP101
6. Nick Kingham, RHP #80 BP101
7. Austin Meadows, OF #89 BP101
8. Alen Hanson, SS
9. Luis Heredia, RHP
10. Harold Ramirez, OF
各所で評価が高いMeadowsがこの位置の理由として、Jason ParksはTwitter上で、身体能力とパワーポテンシャルを認めつつもテイクバックとバットスピードがトップレベルでない点を指摘している。
順位に前後はあってもメンツはこの10人で固い。
PiratesのファームシステムはBPからメジャー全体3位の評価を受けている。
1. Jameson Taillon, RHP #19 BP101 must-read article
2. Gregory Polanco, OF #24 BP101
3. Tyler Glasnow, RHP #42 BP101
4. Reese McGuire, C #59 BP101
5. Josh Bell, OF #77 BP101
6. Nick Kingham, RHP #80 BP101
7. Austin Meadows, OF #89 BP101
8. Alen Hanson, SS
9. Luis Heredia, RHP
10. Harold Ramirez, OF
各所で評価が高いMeadowsがこの位置の理由として、Jason ParksはTwitter上で、身体能力とパワーポテンシャルを認めつつもテイクバックとバットスピードがトップレベルでない点を指摘している。
順位に前後はあってもメンツはこの10人で固い。
2014/02/02
2/1 Minor League Transactions
Piratesはここ二週間で6人とマイナー契約を結んだ。
キャッチャーを多く獲っていることは新たにBristol Piratesがルーキーリーグにできるため。ポジション柄、デプスとしての数が必要になってくる。
・Jen-Lei Liao (廖任磊), RHP
20歳の台湾人ピッチャー。International signings扱いとなり、彼自身初のプロ契約。
生まれも育ちも台湾だが、2010-2011年には岡山共生高校でプレーした経験を持つ。ここ2年は台湾に戻り、開南大学で投げていた。
198cm、120kgという大柄な身体を持ちながら、球速は90MPHに届くかどうかというところ。92MPHまで出した経験があるらしい。変化球はカーブとフォークを投げる。
フォームが安定しないことを含め素材としても未知数。サイズがサイズだけに多少の球速向上の余地はありそうだ。
・Matt Ford, LHP
1999年ドラフト3巡目でBlue Jaysから指名を受けプロ入り。
2002年のルール5ドラフト経由でBrewersに移籍し、キャリア唯一のメジャー経験となる2003年に25G、43.2IP、21BB、26SO、4.33ERAという成績を残した。
プロの世界では5年間投げておらず、コーチとしてPiratesとして契約した可能性もある。
・Mitch Slauter, C
昨シーズンはMSUのシニアとして現在Pirates傘下に所属するAdam Frazierと共にプレー。独立リーグのSt. Paul Saintsに入ったNick Ammiratiとプレー時間を分け合った。
卒業したのでドラフト外でのフリーエージェントとしての契約になる。
2013年のスタッツは.242/.377/.354、1HR。CS%は16%と散々だったが、送球技術自体は堅実。ゲームコーリングスキルの評価は高い。
・Erick Fernandez, C
プロ3シーズン目の昨年6月にNationalsからリリースされていた。
25歳ながらA+止まり。Piratesでも下部組織の控えになる見込み。
・Mike Spano, C
2013年はフロリダアトランティック大学でプレー。FAUの野手ではベストと言われていた。
プラスの肩と捕球能力を武器とする一方、打撃は4年間で.249/.363/.312、5HRと期待できない。
・Blake Davis, SS/UT
30歳のショートストップ。昨シーズンはBrewers傘下のTriple-Aに所属していた。
Pirates傘下でもTriple-Aに配属され、ユーティリティーとして起用されると見られている。
キャッチャーを多く獲っていることは新たにBristol Piratesがルーキーリーグにできるため。ポジション柄、デプスとしての数が必要になってくる。
・Jen-Lei Liao (廖任磊), RHP
20歳の台湾人ピッチャー。International signings扱いとなり、彼自身初のプロ契約。
生まれも育ちも台湾だが、2010-2011年には岡山共生高校でプレーした経験を持つ。ここ2年は台湾に戻り、開南大学で投げていた。
198cm、120kgという大柄な身体を持ちながら、球速は90MPHに届くかどうかというところ。92MPHまで出した経験があるらしい。変化球はカーブとフォークを投げる。
フォームが安定しないことを含め素材としても未知数。サイズがサイズだけに多少の球速向上の余地はありそうだ。
・Matt Ford, LHP
1999年ドラフト3巡目でBlue Jaysから指名を受けプロ入り。
2002年のルール5ドラフト経由でBrewersに移籍し、キャリア唯一のメジャー経験となる2003年に25G、43.2IP、21BB、26SO、4.33ERAという成績を残した。
プロの世界では5年間投げておらず、コーチとしてPiratesとして契約した可能性もある。
・Mitch Slauter, C
昨シーズンはMSUのシニアとして現在Pirates傘下に所属するAdam Frazierと共にプレー。独立リーグのSt. Paul Saintsに入ったNick Ammiratiとプレー時間を分け合った。
卒業したのでドラフト外でのフリーエージェントとしての契約になる。
2013年のスタッツは.242/.377/.354、1HR。CS%は16%と散々だったが、送球技術自体は堅実。ゲームコーリングスキルの評価は高い。
・Erick Fernandez, C
プロ3シーズン目の昨年6月にNationalsからリリースされていた。
25歳ながらA+止まり。Piratesでも下部組織の控えになる見込み。
・Mike Spano, C
2013年はフロリダアトランティック大学でプレー。FAUの野手ではベストと言われていた。
プラスの肩と捕球能力を武器とする一方、打撃は4年間で.249/.363/.312、5HRと期待できない。
・Blake Davis, SS/UT
30歳のショートストップ。昨シーズンはBrewers傘下のTriple-Aに所属していた。
Pirates傘下でもTriple-Aに配属され、ユーティリティーとして起用されると見られている。
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