Wandy Rodriguezの代役でPhil Irwinがメジャーデビュー。
全体4位でTony Sanchezを指名し、物議を晒した2009年ドラフトの21巡目指名。
支配的な投球はできないが、スピードの変化とマイナー通算BB/9 1.6の制球力が武器だ。
注目のラインは4.2IP 6H 5R 4BB 4SO。プロ82試合で1試合3BB以上出したのは初めてのこと。
「最初の2回は緊張と闘っていた。」と本人が語ったように、1-2回は制球力もボールのキレも無く4失点。
Inning | Pitches in Inning | Strikes in Inning | Strike% in Inning | Cumulative Total Pitches | Pitch LWTS in Inning | |||
1 | 19 | 9 | 47.37 | 19 | 0.569 | |||
2 | 18 | 12 | 66.67 | 37 | 0.810 | |||
3 | 16 | 10 | 62.50 | 53 | -0.364 | |||
4 | 12 | 8 | 66.67 | 65 | -0.834 | |||
5 | 28 | 16 | 57.14 | 93 | 0.230 |
3回以降は2H 1BB 4SOと別人のようなピッチング。Michael McKenryやPedro Alvarezが積極的に声をかけたのが落ち着きを取り戻したきっかけらしい。
Irwinのアウトピッチといえば鋭く曲がるナックルカーブ。今日の4奪三振は全てカーブで取ったもの。
GIF by Carson Cistulli
Pitch Type | Avg Speed | Max Speed | Avg H-Break | Avg V-Break | Count | Strikes / % | Whiffs / % | Linear Weights | |
FourSeam Fastball) | 90.69 | 93.17 | -6.15 | 7.60 | 38 | 24 / 63.16% | 1 / 2.63% | 0.2679 | |
Changeup) | 84.35 | 88.15 | -5.19 | 4.91 | 8 | 3 / 37.50% | 0 / 0.00% | 0.2349 | |
Curveball) | 81.61 | 84.75 | 5.28 | -8.76 | 39 | 23 / 58.97% | 5 / 12.82% | 0.1391 | |
Cutter) | 89.75 | 90.82 | -4.68 | 7.67 | 7 | 5 / 71.43% | 0 / 0.00% | -0.2604 | |
TwoSeam Fastball) | 90.74 | 90.74 | -8.90 | 4.58 | 1 | 0 / 0.00% | 0 / 0.00% | 0.0296 |
遅いカーブは使わず、70MPH台のボールは4球だけ(78-79MPH)。
決して天井が高い投手ではない上にTriple-A経験は5試合、中6日での登板でこれは及第点だろう。
そして何と言っても今日のゲームはオフェンス抜きには語れない。
7-8回で10得点。最大5点ビハインドからの逆転劇。
”The Fort” McKenryはHR2本でカーテンコール。
キャッチャーの2IP連続HRは1961年以降では1962年6月30日のSmoky Burgess、1993年7月2日のDon Slaughtに続いて球団史上3人目の記録。
勝ち越しの一発を放ったStarling Marteは8試合連続ヒット、うち7試合が2安打。
初回に何故か三盗を試みてチャンスを潰したTravis Sniderはダブル2本。
2本目はファンが触らなければHR。長打力は失われていなかった!
唯一AVG1割を切っているPadro Alvarezは今日2BB。アプローチからしてボールが見えてたのは明らか。後は前に飛ばすだけだが・・・。
明日からは中地区首位のCardinalsと直接対決の3連戦。
NOTE
・Irwin昇格に伴いJosh HarrisonがTriple-Aに降格。
野手13人にする時に上がってくるのはBrandon Ingeの可能性が高い。
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