FAのChris Dickersonとマイナー契約。
早速今日からブレイデントンで始まったPiratesのミニキャンプに姿を見せている。Piratesは契約合意の一ヶ月ほど前から興味を示しており、YankeesとIndiansからも話があったらしい。Dickerson曰く、Clint Hurdleから複数回電話があったことが契約の後押しになったとのこと。
スプリングトレーニングには招待選手として参加。Jose Tabataのroster入りは間違いないので、Travis Snider、Jaff Decker、Andrew Lamboと共に4th OFの座を争う。
Dickersonは昨シーズンOriolesでプレーし、109PAで.238/.266/.400、4HRという成績。2012年にはTriple-A 69試合で17SBを決めたようにスピードもあり、また外野3ポジション全てを守ることができる。メジャー6年間でのUZR/150 (OF)は19.4。
打席数が少ないのでサンプルは少ないが、過去2シーズンではTravis Sniderより長打力を発揮している。
2012-2013
Dickerson .244/.286/.437, .193 ISO, 94 wRC+, 5.6 BB%, 32.5 K%
Snider .228/.296/.351, .122 ISO, 79 wRC+, 8.7 BB%, 26.2 K%
キャリア通算で見るとOBPはSniderより良いし、BB%もベター。高BABIPの打者という点もPNCパークにフィットする。
Career
Dickerson .262/.339/.406, .144 ISO, 99 wRC+, 10.0 BB%, 27.3 K%
Snider .241/.303/.398, .157 ISO, 88 wRC+, 7.9 BB%, 26.7 K%
Sniderが昨年4月のような打力を発揮できれば理想だが、バックアッププランは必須。仮に不振やケガでSniderがチームを離れた場合、40-man roster内でのファースト/ライトの組み合わせは2通り。これにroster外のDickersonが選択肢に加わる。
1B Lambo/G.Sanchez, RF Tabata/Decker
1B McGuiness/G.Sanchez, RF Tabata/Lambo
1B Lambo/Sanchez, RF Tabata/Dickerson
レフトとセンターも守れ、Starling MarteやAndrew McCutchenの緊急時や休養時にも対処することもできる。
何もなければTriple-Aでプレーさせればいいだけで、現時点ではPiratesにとって失うものはなにもない。
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