2012/11/29

ClintEffect

今オフようやくメジャーレベルでのロースターの動きが発表。

(Red Sox) Zach Stewart ⇔ PTBNL
(Royals) Vin Mazzaro, Clint Robinson ⇔ Luis Rico, Luis Santos

これに伴いYamaico NavarroとMatt HagueがDFAされた。

「パワーとストライクゾーンの扱いに惹かれた」とGMのNeal Huntingtonが語ったRobinson。
打者有利のPCLではあるが、2年間で990AB、36HR、.309/.396/.493。
splitsを見てみるとやはりRHP相手が得意。

vs. RHP .318/.418/.511 11.7K/%. 13.9BB/%
vs. LHP .291/.347/.449, 17.3K/%,  7.7BB/%

昨シーズンのJeff Clementのようなデプスとしての扱いになるだろう。上手くいけばGarrett Jonesの再来として期待したい存在でもある。

StewartとMazzaroはブルペン候補。
両者ともlow-tomid 90sのファストボールを持つスライダー/シンカー投手。
Mazzaroは怪しいが、Stewartのほうはオプションも残っているので扱いやすいだろう。


Joel Hanrahanはトレード濃厚だし、Jason GrilliもFAで動向が(おそらく残留だろうが)まだ分からない。
更にChris Resopがノンテンダーされる可能性もあり、ブルペンのデプス強化は必要だった。


Pirates側が放出した2人の”Luis”はドミニカサマーリーグで投げた19歳と21歳。
Santosは62.2IP/20BB/42H/2.44ERAとスタッツは良いが、未だアメリカで投げていない。
一方のRicoは92MPHに届くファストボールに加えカーブ、チェンジアップを投げるが、23IP/21BB/25H/7.04ERAという厳しい結果。


質はともかくローリスクで駒を揃えるのには悪くない動き。Luke Hochevarが絡む話もしていたらしい。



スプリングトレーニングでトップタイの7HR、25-for-55と絶好調で開幕ロースターに入ったHagueはFDA。
メジャーでは70ABで0HR、長打はダブル2本のみ。マイナーでも僅か4HRと期待外れのシーズンだった。

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