2012/11/07

I’m Not Making a Change

世間が大統領選挙で沸く中、PNCパークにてオーナーのBob Nuttingと地元メディアの間で会議が行われた。
球団社長のFank Coonellyが語った通りフロント陣の変更はないこと、また、ペイロールを増額することも発表された。

8月9月の大失速について「怒りと失望」と語ったNutting。
人事の変更についても検討したらしいが、負の側面よりはチーム力が向上しているという面を優先に考えたという。

細かく管理して口出しするタイプではないのだが、現場やOB、周囲の意見を聞いたり、統計学を使えるスカウトを探しているなど積極的に動いているらしい。

ペイロールについては現在の61M前後からどれだけ積むかまだ分からない。
さすがにビッグネームの補強にまでは至らないだろうが、無駄な投資はできない故GMのNeal Huntingtonにかかる期待と責任は大きい。


そして、今回特に注目だったのはマイナーリーガーの海軍式トレーニング。
”We should be focusing on baseball drills.”と当たり前の事だが、正式にトップの口から廃止について言及された。
結果大事には至らなかったもの、トッププロスペクトのGregory Polancoがこのプログラムで足を痛めたこともあり、このオフ特に批判が大きかった。
もう1年このフロントスタッフで・・・というのは分かるが、これを主導したアシスタントGMのKyle Starkは切っても良かったんじゃないだろうか?(止めさせなかったHuntingtonの責任でもあるが)


今回Nuttingが語ったことはファンの誰もが思っていることだけに迫力不足。
単に補強すれば良いわけでもないし、かと言ってプレーオフ争いをするポテンシャルはあるので解体するわけにもいかないので難しい状況なのは間違いない。
ひとまず、オーナーが声明を出してスッキリしたということで、しばし静観。

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