2013/10/30

MMM Lose Out on Gold Glove Award

2013年のRawlings Gold Glove Awardが発表。

Pittsburgh PiratesからはRussell Martin (C)、Starling Marte (LF)、Andrew McCutchen (CF)の3人がノミネートされていたが、選出なしという結果に終わった。


昨年のゴールドグラバーMcCutchenは2年連続の受賞ならず。
候補の中でアドバンスドスタッツが抜けていたCarlos Gomezが選出されたが、Denard Spanを含めたナショナルリーグのセンター部門は接戦だったらしい。
Cutchの守備力はお世辞にもトップクラスとはいえないが、数値だけでなく見た目でも昨年よりは良い守備を見せていた。


2013年のPirates躍進の理由にRussell Martinの存在があることは言うまでもないが、Yadier Molinaの連続受賞を止めることは出来なかった。
CS%(40% vs. 43%)こそMolinaに劣るものの、36CSはメジャートップ。相手チームの盗塁企画数はMolina46に対しMartinは倍近い89。
ブロッキング能力にも強さを見せたMolinaに軍配が上がったが、Martinがディフェンス面でMolinaと同等、またはそれ以上のシーズンを送ったことには変わりない。


ナショナルリーグのレフトはMarteよりイニングが181.1少ないCarlos Gonzalezが受賞。
Fielding Bible Awardで高評価を受けたMarte。持ち前のスピードと身体能力を活かした守備を見せ、20 DRSと20.1 UZR/150は700イニング以上守ったレフトではトップだった。
一方で今シーズン最悪のミスを犯すなど、6つのエラーを記録しこれもレフトでは最多。



Gold Glove Award自体議論を呼ぶものとはいえ、SABR Defensive Indexや現場の視点からPiratesの3選手が評価されたことは事実。
最後に話は変わるが、なにか特別賞があればシフト導入に大きな貢献をしたデータ解析部門のDan Foxにあげたいものだ。

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