”Hammer Time!”というツイートがTwitter上で溢れ、PNCパークではエントランスビデオが流れる。
195cm、116kgの巨体から投げ込まれる98MPHの速球と高速スライダーが唸りを上げ、3アウトを取った瞬間に花火が上がり海賊旗が掲げられる・・・。
2年と少しの間ですっかりお馴染になったこの光景だけに、Joel Hanrahanがトレードされたことは(分かってはいたものの)Piratesファンにとって辛い別れだ。
クラブハウスやブルペンはリーダー的存在だったし、2012年はChris Resopと共にチャリティーボウリングも主催したり、フィールド外でもPittsburghファンから人気を集めていた。
2009年のシーズン中にNyjer Morgan、Sean BurnettとのトレードでLastings Milledgeと共にNationalsから加入。
Nationals在籍当時のシーズンBABIPは.431。元々高いK/9に加えBB/9も改善されており、チームUZRが優れているPiratesに移籍後は成績も向上。
2010年には69.2IPで100SOを記録し、Octavio Dotel放出に伴いクローザーを任されるようになった。
2011-2012年には2年連続オールスターに選出。2011年にはチームMVP。
Piratesに在籍した4年間では238Gに登板し、10-8、2.59ERA、229.1IP、265SO、98BB、1.199WHIP。82SVはチーム史上5番目の数字だ。
しかし、スモールマーケットのPiratesがクローザーに年俸$7M近く支払う余裕はなく、トレードという形になるのは当然の選択。
結果的に2011年オフが売り時だったが、2年連続のチーム前半戦の快進撃もこの人がゲームを締めてこそのものだっただろう。
来シーズンはAL Eastでの"Hammer Time!"にも注目して野球を見ていきたい。
Thank you, Hammer!!
Thank you to the @pirates and the Pirate fans and city of Pittsburgh for 3+ great years! I enjoyed every minute of it!!!
— Joel Hanrahan (@hanrahan52) December 26, 2012
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