2013/02/01

U Gotta Believe Prospect Ranking 2013




ブログ開設から初のオフシーズンを迎えたということもあり、プロスペクトTOP20を作ってみました。


1. Gerrit Cole, RHP BA#1 video
コマンドを改善させたが、ストライクゾーンにボールを集めすぎた。
100MPHのファストボール、90MPHのスライダーと強烈なスタッフを持つだけにしばしばStephen Strasburgと比較される。
ツーシームやチェンジアップを使ったピッチングが必要、との声もある。
結果は残せなかったが、Triple-Aではプレーオフを含め2試合に先発。
2013年は開幕をTriple-Aで迎え、夏前にはメジャーに昇格しているべき。


2. Jameson Taillon, RHP BA#2 video
球が高めに浮く要因だった下半身を沈めるフォームを修正。更にツーシームを解禁、チェンジアップの質も向上し自信を深めた。
前半はファストボールのコマンド重視の方針だった為、スタッツ以上に昨シーズンを評価して良いだろう。
打者へのアプローチができるようになり、さらなる飛躍が期待される。


3. Gregory Polanco, CF BA#4 video
昨シーズンブレイクの5ツール揃ったアスリート。若干ヒッチするスイングだが、ヒッティングスキルは本物。
素晴らしい選球眼を持つことに加え、守備力まで備えているのがHansonとの差。
オフのトレーニングで既に体重を220lbまで増やしたらしい。

4. Alen Hanson, SS/2B BA#5 video
小柄な体格ながらSSとして.309/.381/.528、16HRを記録したバットと素晴らしいスピードが魅力。
肩が強くないので2B向きと言われているが、SSでやれるだけの肩とフットワークを持つ。
攻守両面で粗さはあるもものの、ポテンシャルの評価は非常に高い。

5. Luis Heredia, RHP BA#3 video
15歳にして93MPHを計時したファストボールは、今や最速96MPH。
変化球の質も向上し、70MPH半ばのカーブをハードカーブに変えたことにより空振りが取れるようになった。
2012年は14G、66.1IPと経験の少なさから高評価を与える事の難しさを指摘するスカウトもいるが、Herediaはまだ18歳だ。


6. Josh Bell, OF BA#6 video
2011年ドラフト1位の高卒スラッガーのプロ1年目は僅か15試合。
4月後半にスライディングで膝を痛め、手術してシーズンを終えた。
春には間に合うとされているが、やはり膝の状態は心配。


7. Barrett Barnes, OF BA#9 video
2012年全体45位。安定したスイングからパワーポテンシャルを持つオールラウンダー。
疲労骨折でシーズンを終えたが、A-で125AB、.288/.401/.456と順調なプロスタートを見せた。


8. Kyle McPherson, RHP BA#7 video
今シーズン5番手を争う。92-93MPHのファストボールをストライクゾーン4等分に投げ分けられる制球力が武器。
オフに痛めた肩の状態は気になるが、完成度が高く先発3番手になれる素材。

9. Nick Kingham, RHP video
フルシーズン2年目でスタミナ不足を見せたが、頻繁に95MPHを計時するようになった。
21歳ながらファストボールを両サイドに投げ分けられる点は魅力。
ナックルカーブ、チェンジアップを上手く使えるようになれば一気に評価を上げるだろう。


10. Tyler Glasnow, RHP video
来シーズン最も飛躍が期待されるプロスペクトの一人。
昨年はGCLとA-合わせて38.1IPで1.88ERA、44SOと上々のプロデビュー。
6ft7の長身から投げおろす91-94MPHのファストボールは最速96MPHを計時した。


11. Clay Holmes, RHP BA#10 video
コントロールに苦しみ、奪三振も少なかったが良いシーズンを過ごした。
59.1IP投げ被HRは僅か1。コマンド不足ながら19歳にして良いチェンジアップを持っている。


12. Wyatt Mathisen, C video
2012年2順目指名(全体69位)。高校時代はSSやPを含む全てのポジションをこなしたアスリート。
高卒ながらGCLで.295/.388/.374と良いアプローチを見せ、守備では36CS%と強肩を披露した。
捕手としての経験が浅いため時間はかかる。


13. Dilson Herrera, 2B video
ベネズエラサマーリーグで1年過ごし、昨年GCLでアメリカデビューした18歳のコロンビアン。
小柄ながら優れたバットスピードとアプローチを持ち、XBH(22)、TB(96)、HR(7)、SLG(.482)はリーグトップの数字。
第二のAlen Hansonになれるか。


14. Bryan Morris, RHP video
ブルペンに専念。Triple-Aで81IP、2.67ERA、8.8 K/9、1.9 BB/9と結果を残し、9月にはメジャーで投げた。
好成績の要因はスライダーをカッターに変えたこと。option切れなので間違いなくブルペンの一角を任される。


15. Justin Wilson, LHP #BA8 video
最大の武器であるファストボールは先発時で92-96MPH、リリーフ時は99MPHに達する。
Triple-Aでの被打率は.185。combined no-hitter、降雨コールドだが8IP no-hitter、と2度もno-hit gameに関わった。
左のブルペンとして開幕rosterに入る可能性もあるが、マイナースタートで制球を磨くべきだろう。


16. Tony Sanchez, C video
2009年のドラフト1位がようやくTriple-Aまで昇格した。
2階級合わせてパスボール14を記録したが、Triple-Aで31CS%の強肩を含め捕手としての能力の評価は高い。
最大の課題は打撃。キャリアハイの8HRは良い兆候だがどうなるか。


17. Victor Black, RHP video
常時90MPH後半のファストボールを投げるDouble-Aのクローザー。
三振を奪えるスライダーも持ちK/9は12.8。対象改善したがコントロールはまだまだ酷い。
AFLでは10.2IPで17H、11BB、11SOと荒れた。


18. Adrian Sampson, RHP video
2012年の5順目(全体166位)。
コマンドとサードピッチに苦労したが、投球回以上の奪三振を記録し上々のプロデビュー。
特に鋭く曲がるカーブの評価が高い。


19. Jin-De Jhang (張進德), C video
2011年にサインした強肩強打の台湾人捕手。体格の割に動きが良い。
5ft11、220lbの分厚い体からの打撃が魅力でGCLで.305/.382/.398、1HR。
高校時代には150km/hのスイングスピードを記録。長打は経験と共についてくるだろう。


20. Phillip Irwin, RHP video
際立った球は無いが、コマンドの良さと緩急を使ったピッチングが好成績につながっている。
Double-Aではシンカーの質の向上に取り組んでいた。
天井は高くないが、Jeff Karstensのような投手になれるか。

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