2012/12/22

Pirates to Sign Francisco Liriano

Francisco Lirianoと2年/$12.75Mで合意。フィジカルを経ての正式契約はクリスマス後になるだろうとのこと。

2012年はTwinsとWhite Soxで投げ5.34ERA、156.2IP、167SO、87BB、1.468WHIP。
9.59という高いK/9の一方、ERAとBB/9が2年連続5.0越えなのは不安。



左投手有利のPNCパークはプラス。
深い左中間を守るのはStarling MarteとAndrew McCutchenだ。
GB%は年々下がっているが、今年の43.8%という数字を保てればClint BarmesとNeil Walkerの恩恵も受けられるはず。
FIP4.34、xFIP4.14という数字を見ても昨シーズンほど酷くはならないと思う。




インプレーに関してはともかく、Lirianoに関してはやはり制球面。
球数だけ増えてイニングを稼げない、ゲームを作れないとなるとこれは問題。
A.J. Burnettが加入した際も同様にコントロールが不安視されていたが、杞憂に終わった。
Lirianoに関してもピッチングコーチのRay Searageの手腕やBurnett、Wandy Rodriguezが良い影響を与えることを期待したい。


29歳という年齢、ポテンシャルや天井の高さに賭けるのは評価したいし、Liriano獲得自体は悪くないと思う。
ただ、制球面と肩の状態は懸念されるのもあり、今回の契約は『ハイリスク/ハイリターン』。
報じられている$12.75-13Mは少々高いが、今オフの市場を考えると安く済んだほうだ。
(岩隈久志 - 2年/$14M、Joe Blanton - 2年/$15M、 Kevin Correia - 2年/$10M)

Russell Martinのように中途半端な感もあるし、計算しにくい面もあるが、もしLirianoが復活できれば見返りはかなり大きい。


もしコントロールが改善されないようなら、”三振は取れるがコントロールの悪い日は打ち崩される”Erik Bedardの二の舞になるかもしれない。

その時はJeff Locke、Kyle McPherson、Charlie Morton、Gerrit Coleがローテに入ってくることになる。

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