2012/12/10

Small Market Blockbuster



2012年のペイロールはRays約$64M、Royals約$61Mとスモールマーケット同士の大型トレードが成立。

来年再来年で勝負に出るんだろうが、さすがにRoyals側が出しすぎな感はある。
一方のRaysはJames Shieldsの売り時を見逃さず、トッププロスペクト達を獲得し今後に備える形をとった。
こういったやりくりの上手さがRaysの強さに繋がっているのだろう。

同じくペイロールが低いPirates。(約$63M)
Joel Hanrahanのトレードは昨年から囁かれていたが、放出できないままオフを迎えてしまった。
今オフの彼のトレードバリューは落ちており、売り時を逃したのは間違いない。
交換相手としてChris Capuanoの名前が挙がっているが、昨年ならさらに良い選手を獲得できていたはずだ。
そして今が売り時なのはGarrett Jones。
既に2人とも噂が出ているが、「本当にトレードするのか・誰を取ってくるのか」は今オフのハイライトになるだろう。


FAで言えば昨年Clint Barmesに2年/$10.5M、今年はRussell Martinに2年/$17M、とディフェンス面に金をかけすぎている。
大きな打力アップに繋がらないのならRaysのJose Molinaの”ような”安価の守備型捕手を獲得し、
Michael McKenryとの併用で良かったのではないか、というのがファンに多い意見。
*(Martinが悪いというわけではない)


今年の夏にはJustin Upton、Shane Victorino、Hunter Penceなどの大物の名前が候補に挙がっていたが、来年以降を見据える形をとった。
来年、再来年にはGerrit ColeとJameson Taillonが上がってくるはずだし、順調なら強力なローテができるはず。
タレントが揃ってくるPiratesにとって、Raysは今回の件に限らず手本にしなければいけない存在である。

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