2013/06/07

2013 MLB Draft: Day 1

ドラフト初日は高卒3選手を指名。
特に1順目の結果は非常に嬉しい結果となった。

-1st Round, 9th overall *Compensation pick for failing to sign Mark Appel
Austin Meadows, (オースティン・メドウズ), OF BA#6
Grayson HS
Born: 5/3/1995
Bats/Throws: L/L    HT: 6' 3" WT: 200
Commitment: Clemson

 

昨年Mark Appelと契約できなかったので、今年は1順目指名権が2つ。
大方のモックドラフトではほぼここにPiratesとつながりのあるReese McGuireが予想されていた。
しかし、ここにMeadowsほどのプレイヤーが残っていては選ばない手はないだろう。
BostonとKansas Cityが彼をパスしてくれたのは幸運だった。

高校No.2外野手で非常に優れたアスリート。
今ドラフトクラスの中で最も信頼できるバットマンの一人で、平均以上のパワーポテンシャルも併せ持ち、Jay Bruceにも例えられる。
既に今春10-15パウンド体重を増やしたMeadows。更に体が大きくなれば将来的には両翼を守ることになるかもしれないが、組織にとっては大きな問題ではない。
PiratesにはAndrew McCutchen、Starling Marte、Gregory Polancoと3人のセンター候補がいる。

おばといとこがPittsburghにいるらしい。


-1st Round, 14th overall
Reese McGuire, (リース・マグワイア), C  BA#10
Kentwood HS
Born: 3/2/1995
Bats/Throws: L/R   HT: 6' 1" WT: 190
Commitment: San Diego

 

この位置でMcGuireとBraden Shipleyが残っており、Piratesは捕手のMcGuireを選択。
個人的にはShipleyをピックして欲しかったが、PiratesがMcGuireを好んでいたので驚きではない。

基礎がしっかりしている守備力の評価が高い。ブロック、捕球、送球能力は平均以上。
1.8-1.85secのpop timeを記録するスローイングスキルは今ドラフトでベスト。
Jim Callisは傘下最高のキャッチングプロスペクト、将来はオールスターレベルになると評している。

平均的なパワーと平均以上のコンタクト能力を発揮できる、との評価はあるが、全ては打撃次第。

San Diego大学へのコミットメントがあるが、本人はプロ入りに意欲的だ。

-2nd Round, 51st overall
Blake Taylor, (ブレイク・タイラー), LHP BA#55
Dana Hills HS
Born: 8/7/1995
Bats/Throws: L/L   HT: 6' 3" WT: 220
Commitment: Hawaii

 

Alex BalogやOscar Mercadoという選択肢もあったが、高校生左腕のBlake Taylorを選択。

スムーズな投球動作から90-92MPHのファストボールを投げるが、コマンドが未熟。
球速はまだ伸びる可能性もあるし、カーブも悪くない。特にツーシームのムーブメントは印象的だ。

Pirates傘下の2009年4順目Zach Dodsonのような投手との声もある。
ローテーション半ばのポテンシャルはあるとは言われているが、そこに達するまでは時間がかかるとの評価。

同じレフティーならHunter Greenでも面白かったと思うが、ひとまず”OK”と言っていいだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿